ロゴを作った

社名も決まり、今後名刺やWebサイトを作る上で必要になってくるロゴを作ってみた。
ロゴを作る理由は色々あるけど、会社のイメージや雰囲気を瞬間的にビジュアルで伝えたり、会社の固有性を演出して覚えてもらいやすくするという言う点が大切だと思っている。
いい加減なロゴを作るといい加減な会社に見られてしまう、そんな会社の顔的な部分を担うので、いざ作るとなると結構大変。しかも長年使うことも想定しなければならない。
実際に仕事でロゴを作成するときは大体次のような手順を踏んでいる。

  1. まずはロゴタイプの方を先に検討する(マークよりも文字の方が読まれるのでこちらを先にして雰囲気とか方向性を決める)
  2. 莫大な数のあるフォントの中から候補を選ぶので、持たせたい雰囲気やイメージを言葉にしておく
  3. 最終的に5案ぐらいに絞る
  4. 会社のコンセプトやイメージ、ロゴタイプに合うようなロゴマークを考え図案化する
  5. ロゴマークとロゴタイプの組み合わせを考える最終ロゴ案を5案ぐらい作る
  6. クライアントが判断しやすいように、出来上がったロゴ案をイメージマップにマッピングする
  7. それぞれのロゴ案のコンセプトを言葉にしてメモを作る

結構ヘビーで時間のかかる作業を行うのだけど、今回はクライアントが自分なので色々な作業を省いて進めてみた。

ロゴタイプを検討する

社名が英文なので、欧文書体から探し始める。
欧文には大きく分けてセリフ(ローマン体とも呼ばれる)とサンセリフ(日本ではゴシック体と呼ばれている)があるけど、今回は「カジュアル」で「親しみやすく」そして「元気」なイメージをもたせたいので、サンセリフの中から検討することにした。
所有する欧文サンセリフは数百にのぼる。流石に検討の幅が広すぎるのでロゴとしてよく使用される書体を選んで検討に入る。

Helvetica

  • 世界中で最も使用されている書体と言われている
  • 普段目にすることが多いと思う
  • TOYOTAやPanasonicのロゴに使用されている書体

Futura

  • 直線と円を基本に構成されたシンプルなデザイン
  • 近代的で幾何学的な雰囲気を持つ書体
  • ルイビトンやフォルクスワーゲンのロゴに使用されている書体

Gotham

  • 検討してみたかったけど所有していなくて断念
  • 余裕が出たら購入してみたい書体
  • オバマ大統領のキャンペーンに使用された書体

DIN

  • ドイツ工業規格のための書体
  • 近年世界的に流行している書体
  • 東京オリンピック2020のロゴに使用されている書体

Myriad

  • AppleやAdobeのコーポレートフォント
  • iPodやiPhoneなどの製品名に使用されている

Univers

  • 著名な書体デザイナー アドリアン・フルティガーによって制作された書体
  • Helveticaによく似ているが柔らかい感じに仕上げてある
  • スイスエアラインズや無くなった三洋のロゴに使用されている。

Avenir

  • 著名な書体デザイナー アドリアン・フルティガーによって制作された書体
  • Futuraによく似ているが、これも柔らかい感じに

Frutiger

  • 著名な書体デザイナー アドリアン・フルティガーによって制作された書体
  • 空港のサイン用文字として開発されているので、視認性が高く遠くからでも読める

Optima

  • 高い視認性とエレガントさを持つ
  • グッチやアストンマーチンのロゴに使用されている

Gill Sans

  • 古代のセリフを元にして作られた書体
  • フィリップスやプジョーのロゴに使用されている

候補を色々と見比べてみて最終的にFuturaに決める。
選んだ理由は単純にFuturaが好きだからというものもあるが、先進的でいて信頼感もありながら元気のある感じがとてもマッチしていると思う。

ロゴマークを検討する

新たに作ることも考えたが、ずっと個人の名刺に使用していたマークを使用することにした。
作った記憶を辿ると次のような事を考えて作成していた。

  • 木と落ちているリンゴでなんとなく「木下」を想起させるシンプルなイメージに
  • 丸を基本として、木の幹にあたる部分は甲骨文字をラフにトレースして使用
  • それぞれの要素を1:1.618の長方形の中に収まるように配置した
  • 色は元気のある色に
  • マークに使用する色は、色々な使用場面を想定して通常2色程度にするのだが、Webと名刺程度にしか使わないと思われるので、豪華に5色使う形に

最後はロゴマークとロゴタイプをあわせて微調整。
今回は作業はかなり決め打ちで、行ったので結構サクサクと作業が進んだ。
屋号とロゴができたのちょっと会社っぽくなってきてワクワクしてきた。次はぼんやりとしかイメージしていない事業内容について考える。